西春日小児科病院
香川県高松市松並町559-3

☎︎ 087-867-7070

お知らせ

すくすく相談室コラム

  • 予防接種について
    生後順調に育ってきた赤ちゃんが健診以外に小児科に受診なさる機会は予防注射です。昔は感染症で亡くなる子どもたちや後遺症を残す子どもたちがたくさんいました。今はだいぶ減っていますが、やはりまだ肺炎や脳炎などでそういった状態になることはありますし、世界規模でみれば絶滅宣言がされた天然痘以外の感染症は今なお人々の生活を脅かしています。日本は先進国だとお考えだと思いますが、予防注射に関してはまだまだです。最近やっとヒブ、肺炎球菌が定期接種になり、その後水痘とB型肝炎が定期接種になりました。本来予防接種はすべて国の責任ですべき事業と思われますのに、日本は任意接種と定期接種とに分かれています。任意接種にはロタ、おたふくかぜ、B型肝炎(1歳児以上)、A型肝炎など種々のワクチンです。任意で受けると、もし副反応が起きた時の救済措置が違ってきますが、定期接種になるのを待っていてはかかる可能性は大きくなりますので、できるだけ推奨期間にお受けになることをお勧めします。
    定期接種は、一番かかりやすい時期、また重症化しやすい時期に間に合うように推奨期間が設けられています。たくさんの種類や回数がありますので、できるだけ2か月からお受けになる事をお勧めします。(生後2か月がワクチンデビュー)
    HPトップのVPD(ワクチンで防げる病気)とのリンクをご利用下さい。

    現在「予防接種は受けない方がいい」と言われる医師や評論家などが少数いらっしゃいます。その方たちの資料には予防接種によってどれだけの人が病気にかからなくて済んでいるか、または合併症で亡くなったり、後遺症で苦しまれたりしているかの統計はあまり含まれてなく、副反応の面のみ大きく述べられています。ワクチンで死亡されたり、後遺症が残る副反応は確かにありますが、だからと言って実際の病気にかかる方がいいということは言えません。病気にかかる方が、合併症の起こる確率はけた違いに高くなるからです。
    薬は諸刃の剣です。予防接種もそうです。できるだけ副反応を抑えるよう開発されてきていますが、正直言って製薬会社と許認可機関との癒着は否定できないとは思います。
    予防注射で獲得する免疫は、実際その疾患に罹って得る免疫よりは低いものです。そのため何回か受けなければいけなくなり、副反応の確立が高くなることは否めません。しかし今の日本でも麻疹(はしか)には特効薬がなく、亡くなる可能性は残っています。
    それでも怖いから受けないという選択肢はもちろんあります。どうぞお気軽にご相談ください。
    また当院では7月より今まで以上に海外渡航や留学などの時に必要な予防注射についても対応できるようにしていますので、必要な方はご相談ください。

     

  • 便(うんち)について

    生まれてすぐは胎便という黒い便が2,3日出ます。そしてお乳を飲みだすとだんだん黄色くなってきます。最近は母子手帳に図①があるのを見たことがありますか?これは赤ちゃんの便の色です。これを参考にしてみたら安心です。黄白色より白っぽくなったり(図の1番から3番)、黒っぽかったりするときは小児科を受診して下さい。その時は便を持っていくとよくわかります。図②が大体普通の便です。

     

    図①

    図②

     

    便の回数は個人差があります。概して母乳の赤ちゃんは1日に7、8回します。毎日1,2回しかしなくても、機嫌もよく、お腹も張らずに適度な硬さで出るのなら心配いりません。といっても赤ちゃんの便秘で、数日でなくて機嫌はいいけど、少しお腹が張ったり、う~んと気張っていたりするようなら浣腸が必要です。綿棒の先にオイルを塗って先の頭の部分が入ってしまう位でコチョコチョすると出る時もありますが、うまくいかないようなら市販の浣腸でお母さんがしてもいいですし、「ちょっと怖いな?」と思うようなら、かかりつけの先生に受診して浣腸をしてもらうと安心ですね。毎日1回丁度いい硬さの便を出す赤ちゃんもいれば、1日数回ベチャベチャの便を出す赤ちゃん、3日に1回ちょっと硬めの便をたくさん出す赤ちゃんなどその子その子のペースです。機嫌がよくミルクの飲みもよければ心配いりません。しかし便が硬くて肛門が切れて出血するような時は、食事を工夫したり、場合によっては便を柔らかくする薬剤等(マルツエキスやラキソベロンなど)が必要な時もあります。また時にヒルシュスプリング病など病気が潜んでいることもあるので、生後からの頑固な便秘が続く時は受診なさることをお勧めします。

  • ★赤ちゃんが生まれたら

    赤ちゃんが生まれたら、最初の1ヶ月はぜひ母乳で頑張りましょう。
    母乳の方が消化がよく、アレルギーもほとんど起こしませんし、初乳には大事な免疫物質が濃厚に入っています。

    最初少量でも、赤ちゃんが吸うことによって徐々に多くなります。
    妊娠中から乳首の手入れや、乳房のマッサージなどの指導を受け、出産後2,3日は出なくても毎回赤ちゃんに吸い付いてもらっていると少しずつ出るようになります。

    初め少し黄色味がかったお乳(これが大事な初乳)がでてきますが、そのうち白く少し薄めになってよく出るようになります。
    生後1ヶ月くらいの間は母乳を出す努力をすると後が楽です。
    なんといっても「いつでも、どこでも(?)適温で、しかもお金もかからない」のですから。

    赤ちゃんが両乳房を10分くらいづつグイグイ吸って3時間前後空き、おしっこも充分出ていればお乳は足りています。
    母乳不足がご心配な時はいつでもご相談下さい。

     

    ★経母乳感染について

    母乳の出が良くても、成人型T細胞白血病(ATL)や、C型肝炎などは経母乳感染が知られていますので、相談のうえ授乳を決めなければいけません。ぜひご相談ください。

     

    ★薬の服用について

    長期にわたって慢性の病気のお薬を飲んでいる場合は注意が必要です。主治医に相談しましょう。

    風邪をひいた時や乳腺炎のような、急性の病気の時は飲んでも問題ない場合が多いです。というのは、母乳中に分泌される量はごくわずかで、服用期間もせいぜい一週間位だからです。そのときは、できるだけ授乳直後に飲むようにしましょう。

    いずれにせよ、薬を服用する場合は、念のために授乳中であることを担当医に告げ、指示を仰ぐことが大切です。

     

    ★ミルクについて

    最近のミルクは限りなく母乳に近づいていますので、努力しても無理な時などは、クヨクヨせずにミルクを足してみましょう。 母乳を飲ませた後に追加しても良いですし、1回を全部ミルクにしてもかまいません。 それでお母さんの気持ちに負担がなくなれば、また母乳が出るようになることもあります。

    結局ミルクだけになっても悲観しないでください。大事なのは母乳の時もミルクの時も、優しく抱っこして赤ちゃんを見つめ、時にはあやしながら飲ますことです。 そして後の「げっぷ」を充分出しておきましょう。

予防接種について

当院では予防接種の予約をWebからも受付できるようになっています。
パソコン・スマホ・携帯電話から予約 受付確認が可能です。

※海外渡航や留学などの時に必要な各種予防接種についても対応しています。(一部で輸入ワクチン使用)
予防接種や健診は予約により随時可能です。
月・火・木・金の14:00~15:00と土曜午後予防接種や健診のみで、一般診療は行っていません。

 
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